■プロフィール

Author:黒峰月夜
幼きころにライトノベルにはまった人間。
BL&ファンタジー好き。
好きな作家さんは挙げだすときりがないが、痛い話が好み。

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック

■月別アーカイブ
■作者別
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

■ブロとも申請フォーム
近状
最近本の整理をしたんですが、せいぜい5、6百冊だろうと思っていたところ、思わぬことに1500冊以上あることが判明いたしました(漫画含め)。これ、ちんたら書評してたら五年はかかりますね。なおかつ恐ろしいことに、まだ増えてるので。ははは。

 一応過去に読んだのは一度読み直してから評価してるんですが、時間かかる。作者別でいったほうがいいのか。人気あるヤツからやろうかなぁ。エスとか?お金がないとか?悩みどころだ。
 サラッと読むために買ったやつが大量にあるので、あの辺はいっそ無視?なんてか、セックスメインの話とかコメディ調の話とか。ううむ、考えながら地道にやってきます(笑)


未分類 | 01:48:14 | Trackback(0) | Comments(3)
WILD ADAPTER 6
『WILD ADAPTER 6』 峰倉かずや (徳間書店キャラ)

 やった!でました6巻!待ってました!

 楽しみにしてたのが出たので、ちょっといきなり漫画を入れてみた。これ、ものすごく良いです。読んだことのないそこの貴方、人生の半分を損しています(笑)

 青春時代にアウトローを気取ってた人間(たいていの人間はそうで、でもそうであるって指摘されるのが嫌で、しかも究極のところでは集団からはみでるのを嫌ってたはず)にとっては、気分の良くなる話ですね。久保田誠はたぶんそういう人間の自己投影材料に最適で、この場合最適っていうのは理想って意味だけど。
 今回の帯は『その化け物たちは深い闇の底に二人きりで立っていた』だった。本編のオサムも言ってるけど、自分たちは所詮日陰もので凡庸な人間なんだって。それを認めたくなくて、基本的に(本能的に?)人間は化け物に憧れを抱いちゃうんだ。それがアウトロー気取る真髄なわけで、つまるところアウトローでなんかあり得ない。
 その点久保田誠はまさにアウトローの体現者だな。
 まぁ、今回の話しはそんなわけでオサムの存在がわりと痛かった。個人的に。

 久々に小宮でてきましたね。久保田が時計眺めて回想してる場面、てか、時計見た瞬間に見せた表情が切なかったなぁ。本人どう思ってるかわからないけど、見てるコッチが切ないんだ。

 てか、真田さん歳とったなぁ(笑)あんまりふけてて笑えた。

 あとカラーの絵が入ってるんですが、夕焼けの屋上シーン。めちゃめちゃいい絵です。うまいとか抜きで、いい絵だなぁって思った。 
WILD ADAPTER 6 (6) (キャラコミックス) (キャラコミックス)WILD ADAPTER 6 (6) (キャラコミックス) (キャラコミックス)
(2008/02/25)
峰倉 かずや

商品詳細を見る


テーマ:漫画 - ジャンル:本・雑誌

峰倉かずや | 01:47:14 | Trackback(0) | Comments(0)
親友と恋人と
『親友と恋人と』 椎崎 夕 (大洋図書)
評価:starstar

<あらすじ>★いつも隣にるのが当あたり前になっていた・・・★
祐一にはもれなく貴則がついてくる。坂下祐一と中司貴則は、学部は違うがいつも一緒にいる親友同士だ。お人好な祐一をいつも中司がフォローしているのだ。だが、中司に好きな人がいると知ったとき祐一はなぜか胸が苦しくなった。どうして?そんな胸の痛みに気づかない振りをしていたのだが、ある誤解からすれ違い中司から拒絶されるようになってしまい・・・

 これは主人公の性格がもろにツボでした。うんうん、無理してるようでまったく無理してるって感じてない人間。で、どんどん追い詰められていつの間にかボロボロになる。なんてか、そうなってること自体というより、相手の心無い言動が浮き彫りになって、でもそういう人間をなんでもないって受け止める瞬間が好きなんですが。

 でも読む時はけっこうきつかった、この話。なにせ相手役・中司の感情がまったく見えないんだ。最初の方の言動で惚れてるんだろうな、ってのは分かったんだけど。祐一と喧嘩して、そっからの態度がまったく謎。なんか訳があるんだろうなぁと思っても、あまりのすげなさに祐一に惚れてるって思ったことにも自信がなくなってくる。
 最後の並木のとこは良かったですが。もう本人ボロボロじゃないか。全部どうでも良くなってる感じで。こういうのはホントに好み。「さっきから、何度も言ったよね。もう構わなくていいって。それとも、おれはそんなに目障りなのかな」この台詞は抜群でした。

 で、中司が最終的に冷たかった態度のわけを話すんだけど・・・欲求不満って、それはちょっと無理ありすぎなんじゃ?このまとめかたは大いに不満だった。理由が無理やりすぎる。
 それから祐一が中司の態度の冷たさについて、自分の気持ちがばれたからだって思って落ち込んでたんだけど。この祐一の思考回路は分かるようで分からない。ていうか、やっぱり無理がある。全部自分のせいってのに固執しすぎ。そっちに無理やりもってこようとしてるから、なんだか違和感いっぱいになっている。祐一がもとからなんでもかんでも自分のせいだって思い込む性格だったていう設定にしたいみたいだけど、本質的にはしっかりしてるんでしょ、この人。そういう人物像として、この思考回路は合わない。もっと弱くて、病的なくらいなんでも自分のせいだって思い込んでる痛い主人公が書きたいなら、最初の性格設定を変えるべき。でもたぶんそれだと中司は祐一に惚れることはなかったろう。

 基本的に設定は好みなので、細部までつっこんでほしかったなぁ。この作者さんは痛い主人公書ける人なので、いつも大きな期待をして読み始めるのです。
親友と恋人と (SHYノベルス142)親友と恋人と (SHYノベルス142)
(2005/10/11)
椎崎 夕

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

椎崎 夕 | 01:43:15 | Trackback(0) | Comments(0)
愛は冷蔵庫の中で
『愛は冷蔵庫の中で』 松前侑里 (新書館ディアプラス)
評価:star

<あらすじ>宇宙の果てはどうなっている―?課外授業で訪れたプラネタリウム。生徒に無茶な質問をされて困っていた葉月は、自称宇宙マニアの飛島に助けられる。その彼が臨時教員として同じ寮に越してきた。軽い調子で口説かれ反発する葉月だが、彼の大らかさに次第にひかれていく。だが失恋以来自分に自信が持てずにいた葉月は、次の恋に踏み出すことができず…?「階段の途中で彼が待ってる」の飛島の恋のお話登場。


 これはキーワードを綺麗に使いこなせてたお話だった。主人公・葉月の気持ちが冷蔵庫の中で凍ってるっていうフレーズはなるほどな感じ。でもこの話の最大の魅力は、飛島の台詞と葉月の思考回路に現れるウィットさ。
 スペースシャトルがなぜ地球に戻ってこれるのか?って質問に「大人用の答え教えなきゃな」という飛島。小難しいこといわれるんだって、こっちも身構えるんだけど「スペースシャトルが戻ってくるのは、大好きな地球に帰りたいからだよ」。おお!って思った。答えかたももちろんなんだけど、こっちが大人用ってとこになるほどっと思わされる。確かに小学生に言ったら、子ども扱いされてるって怒り出すね、奴らは。そういうとこが子どもでほほえましいのね。

 飛島先生はあいかわらず純情してる。切ないの抱え込んでるくせに、そういう感情まったくみせないのがヤツのすごいとこだ。この話は飛島のキャラクターに支えられてる点が大きい。
 葉月さんはやっぱり家庭に問題があって、心に歪みがある。それをどうにもできないから恋はしないってとこから始まる。松前さんの話にはよくある、というか共通して言いたいことなんだろうけど、コーリング。葉月も呼ばれてる、お仕事に。こういう考え方は好みです。

 今回は主役二人の交流がいつもよりずっと多くて、恋愛の方が綿密に描かれてた。松前さんの話って甘甘書いてるようにみせかけて、あんまりラブラブしてるように読めないところがすごい。文体のせいなのかなんなのか。でも読み終わって話整理してみると、単なるラブラブ話なんだこれが。摩訶不思議。
愛は冷蔵庫の中で (ディアプラス文庫)愛は冷蔵庫の中で (ディアプラス文庫)
(2005/11)
松前 侑里

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

松前侑里 | 01:38:56 | Trackback(0) | Comments(0)
階段の途中で彼が待ってる
『階段の途中で彼が待ってる』 松前侑里 (新書館ディアプラス)
評価:starstar

<あらすじ>母の再婚に反対して家出した早希は現在ゴーストライターの理一のマンションに居候中。もっともらしい文章を書くくせに生活態度がダメダメな理一の世話を焼きつつ穏やかな毎日を送っていた。そこへある日、理一の親友・飛島が押しかけてくる。よく言えば大らか、悪く言えばガサツな飛島に最初は反発する早希。だが、どうやらずっと忘れられずにいた初恋の人が飛島らしいとわかり…!?ラヴァーズ・コンプレックス。


 松前さんがまっとうな三角関係書いてる!って驚いた一品。実際はもっと優しい関係でしたが。

 現実離れしたおとぎ話テイストはいつもの感じ。あ、これいい意味なので。なかなか書けないですよね、こんなふうには。まだ初期作品からの雰囲気が強いお話で、変わったご両親も登場してる。松前さんの書く両親は皆、独身の自由人的色が濃い。自分の人生大切にするってのが全部の作品に共通して語られてるBLらしからぬ主張なんだろう。

 飛島のキャラクターがさえてて良かった。一応脇役なんだけど・・・。飛島がいたから、ふだんの松前作品では見られない攻め・理一の生な感情の発露をおがめて面白かったな。「人が手ぇ出すの我慢して、時間かけて治そうとしてたのに・・・引っかき回したのはおまえだろっ」て、叫んだのはよかった。
 飛島さんは最後までつかめないヤツだった。最後の最後でどんでんがえしが。早希はすぐに分かったみたいだったけど。さらっと語られた飛島の心情が最後まで尾を引いてた。そんなそぶりまったくみせてないのに・・・純情だ。

 早希の親友が合間に書かれてるんだけど、やっぱり早希のこと普通に受け止めてて松前さん色の人物だ。

 地球が好きだってフレーズは、松前さんの他の作品でも見たことあります。いいたいことが一環してるんだろう。ただ理一の人物像が飛島にくわれてた気がするんだけど。

 余談ですが、私も実は階段好き。階段って哲学がある。ひざを曲げて、足をあげて、踏みしめて、体重をかける。この一連の動作って階段でしかあらわれない特殊なもので。階段はこの地球で本当に特殊な場所なんだ。語りだすときりがないうえ関係ない話なのでこの辺で・・・。
階段の途中で彼が待ってる (ディアプラス文庫)階段の途中で彼が待ってる (ディアプラス文庫)
(2004/06/10)
松前 侑里

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

松前侑里 | 01:36:42 | Trackback(0) | Comments(0)
プールいっぱいのブルー
『プールいっぱいのブルー』 松前侑里 (新書館ディアプラス)
評価:starstarstarstar

<あらすじ>高校入学と同時に一人暮らしをすることになった夏希。お隣のかっこいいお兄さん、圭介に一目惚れをするが、彼には千晶という美人の同居人(男)がいた。料理も上手で仕事のパートナーでもある千晶に敵うはずがない。圭介と千晶の二人に可愛がられながらこっそり胸の痛みを堪えていた夏希だが、ある日圭介にいたずらでキスをされ…?プールのあるアパート、オゾン荘を舞台に夏希の恋と成長を描く、夏色青春物語。


 これも三角関係っていったら三角関係?でもそう思ってるのは主人公・夏希くらい。

 この話は松前さんお得意の変な人がいっぱいでてくる。コーリングって考えを一番前面に押し出してる話なんじゃなかろうか。夏希のいかにもな青春の悩みをぐるぐる回しながら恋愛について・・・書かれている、うん、一応。
 正直こういう青臭い話はあまり好きじゃない。なおかつこの話、わりと全てが中途半端に終わっている。綺麗な未完成って意味じゃなく。両親との関係にしろ、主人公の将来についてにしろ。あったかい感覚で書き進めていきたかったってのは伝わってくるんだけど、アパートの住民についてさえも中途半端になってしまってる感があった。
 たぶんたんに好みじゃないだけなんだろうが。
 いかにもなテーマを前面に押し出したのが悪かった。いかにもなテーマでも、いつものようにふんわり包んで進めてくれればまだ良かったと思われる。ようは、この主人公を好きになれない。

 「たぶん因果だな。前世でよっぽど悪いことしたんだろうよ」って幸せそうに語った諏訪の台詞はよかったな。表情と。

 この人の書評するとBL小説の書評にならないな・・・。すみません。
プールいっぱいのブループールいっぱいのブルー
(2007/06)
松前 侑里

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

松前侑里 | 01:29:49 | Trackback(0) | Comments(0)
セブンティーン・ドロップス
『セブンティーン・ドロップス』 砂原糖子 (新書館ディアプラス)
評価:starstarstar

<あらすじ>誰かを可愛いと思ったのはそれが初めてだった。江里口侑、小学校四年の始業式で広久の前に立った少年。すぐに彼は転校してしまうが、時が経ち、進学したばかりの高校で、広久は江里口と再会する。女の子より可愛かった彼は、背も伸びて見違えるほど男らしくなっていた。人気者の江里口。誰とでも仲良くなれる江里口。高校二年生、同じクラスになった江里口と、広久は初めて親しくなるが…?七年目の恋物語。

 幻冬舎のルチルで『夜明けには好きだと言って』を読んでから、砂原さんお気に入りだったんだけど。今のとこヒットしたのは、あのシリーズだけだな。

 なんだろ、特別印象に残らない話だったかな。ディアプラス的切なさを表現しようとしてるのは分かるんだけど、表現できる作家さんだとは思うんだけど、今回の話は私的にあんまりツボじゃなかったな。たぶん攻め・江里口の性格のせいと、もう一つの原因・・・。

 でも一つすごくツボにきたシーンが!江里口でてきてない場面なんだけど。主人公の広久が包丁で指切って怪我してるのに、バイト先で女子大生に代わって皿洗いする場面!こういうのだいぶ好きだ。めちゃめちゃ好きだ。基本的に主人公が無理をしているのを読むのが好み。しかも本人、無理してるなんて欠片も思ってなかったらなお良し。この話で一番惚れたのがこのシーンだった・・・。江里口関係ないか?
 とにもかくも、もう一つの原因ってのがこの辺にある。いわく・・・もうちょっと広久を痛く描いて欲しかった。その点、ルチルのホストシリーズは痛くてよかった。書けるんだったら書いてほしい。これはたんなる好みからの願望。

 この話、江里口視点も途中で入れられる。江里口も広久に奇妙に惹かれてるって部分が描かれてる。でももともと攻めが受けに惚れてるところから始まる話のほうがいい。何故って、かぎられたページ数でライトノベル形式をとりつつ、二人の進展を一からずっと書ききるのはほぼ不可能だから。一目ぼれって手もあるけど、この一目ぼれ的感覚を無理なく綺麗に描ききるのも非常に難しい。

 あまりリズムの感じられない平淡な作品だった。味のある平淡さじゃなくて、ホントにタンタンタン・・・終わり、みたいな。
セブンティーン・ドロップス (新書館ディアプラス文庫)セブンティーン・ドロップス (新書館ディアプラス文庫)
(2005/12)
砂原 糖子

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

砂原糖子 | 01:23:40 | Trackback(0) | Comments(0)
カフェオレ・トワイライト
『カフェオレ・トワイライト』 松前侑里 (新書館ディアプラス)
評価:starstarstar

<あらすじ>彼女にふられ黄昏ていた橋の上。真樹は自殺と間違われ、川に落とされてしまう。その勘違い男・裕介は、馴染みの定食屋で見かけるちょっといいなと思っていた相手だった。劇団の座長を務める奔放な父の影響で、演劇も普通でないことも大嫌いな真樹。裕介に恋人がいるのも判り、彼に惹かれる気持ちに蓋をする。だが数日後、実は同じ大学の演劇科講師だった祐介から、公園のポスターを依頼され・・・?


 あいかわらず松前さんは演劇が好きらしい。読み返さなくても分かるけど、この人の書く小説の七割くらいには演劇関係の人間がでてくる。ていうか、芸術関係が好きなのか? 言葉まわしを大切にしているのは読んでると伝わってくるんだけど。

 最初読んだ時は「あれ〜?」って思った。でも二回目読んだらわりと好きになった。わりと、ね。
 今回は作者が書きたいこと書ききれてない感がちょっとただよってる。だから、もうちょっとつっこんで書いたら?って点はいくつかチラホラ。
 始まりはすごくよかった。『たそがれどきには気をつけて』って、劇の台詞から始まる。この台詞だけで、ぱぁっと情景が浮かんでくるからすごい。で、真樹が劇用に作ったっていうパネルの様子とあいまって、なんだか黄昏色のイメージが強い本にしあがっている。だからキーワードにしたかったんだろうカフェオレの存在が薄くなりすぎてて消化不良。いっそカフェオレのエピソードいらなかったんでないの?と言いたい。
 いつものごとく家庭環境のせいで心に問題のある主人公・真樹くん。真樹の歪みについてはエピソードでかなり詳しく語ってあるけど、父親自体の人物像はあまり言及してない。ただ最後の方で父親がラジオ番組にてもらした発言は、話のまとまりにかんでてうまい。あのエピソード一つで父さん出てきてもないのに、真樹が報われた感がただようんだ。ううむ。

 あ、祐介について話してない・・・。この人はもろに松前さんが描く攻めキャラって感じのキャラクターだった。ウィットな会話がうまい人。軽くみせかけてて、実はものすごく優しい。で、まめ。こんな男現実にいたらすごいな、うん。
 二人が互いに一目ぼれ的に出会って、でも受けがそれに気づくのはずっと後になってからで、そんな受けの様子を分かっててじっと待ってる攻め。この構図はもう松前的黄金律ですね。

 やっぱり『星に願いをかけないで』から、ちょっと読みごたえが薄くなってるなぁ。残念。
カフェオレ・トワイライト (新書館ディアプラス文庫 154)カフェオレ・トワイライト (新書館ディアプラス文庫 154)
(2007/02)
松前 侑里

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

松前侑里 | 01:18:12 | Trackback(0) | Comments(0)
アウトレットな彼と彼
『アウトレットな彼と彼』 松前侑里 (新書館ディアプラス)
評価:starstar

<あらすじ>恋人との別れ話の最中、隣のカップルの別れ話が人ごととは思えず、つい口を出してしまった皆人。そのカップルの片割れ・善貴と言い争いになり、気づけばふたり、恋人に置き去りにされていた。幸か不幸か、相手は今までの恋人と互いに似たタイプ。だけど好きじゃないから言いたい放題言いあえる。自分たちの欠点を直すため、皆人は善貴とリハビリで付き合うことになるけれど…?書き下ろし。恋のケーススタディ。

 松前さんはわりとかかさず買ってます。独特な台詞まわしや文章リズムを持っていて、さらっと読めるわりに読み終わった後キーワードが忘れられずに残ってしまうところが好み。
 でも最近スピードあげて書きすぎぎみ。『星に願いをかけないで』あたりから、読み返そうと思える作品が少なくなってきてる気がする。うん、さっき言っていたキーワードの威力が低下中だな。

 松前さんの作品の特徴は、ゲイってことがかなり日常的存在に描かれていること。ものすごく当たり前のもんとして描かれている。あともう一つの特徴は、変な人間がでてくること。芸術家さんがでてくるんだけど、なんていうか、うん、規格外?そうやって考えると、本当にファンタジー的というかおとぎ話的小説だ。

 出生が変わってるっていう設定も、いつものこと。この話の場合は、皆人が離婚家庭の子どもで、父親のことで母親に引け目を感じている設定になっている。その家庭環境のせいで、恋愛する時に難ありな心の癖をもってて・・・って、これもいつも同パターンかな。
 わりとくせのある文章なんだけど、するする読めるのが面白いところ。
 クレーンをキリンって言うのは、この人の別の話で読んだ記憶があるんだけど・・・それはおいといて。
 皆人と善貴が互いに惹かれあっていく過程が今回は細かく書いてあった。二人の間が縮まっていく様子は自然で違和感がない。善貴がいつも松前さんが描く攻めのキャラクターと違って、わりかし弱い部分をみせてグラグラ揺れてたのが新鮮だった。受けから影響受けて前向きになるってパターンもこの人の場合珍しい。いつも逆パターン。この話は相互に影響しあっていた。でも、皆人が投げた紙飛行機を拾ってきてるあたりは、やっぱり松前さんの攻めキャラだったな。

 皆人の母親が傘持ち歩かない理由を話してる部分は、台詞に力があった。「天気予報見ないからだよ」って、なんとなく事情は分かっててもこんなふうに言われると切なくなる。

 イラストは山田睦月さんでよくあってます。以前もコンビ組んでたんだけど、松前さんの話にはマッチしてるな。でもやっぱり一番合ってたのはあとり硅子さんだったんだけど。


アウトレットな彼と彼 (新書館ディアプラス文庫 174)アウトレットな彼と彼 (新書館ディアプラス文庫 174)
(2007/12/10)
松前 侑里

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

松前侑里 | 01:09:51 | Trackback(0) | Comments(0)
臆病な背中
『臆病な背中』 おのにし こぐさ (新書館ディアプラス)
評価:star

<あらすじ>飲み会と麻雀に明け暮れる大学生・小嶋は、友人の三上から好きだと言われた。何も期待しないから今までどおりでいてほしい、そう言う三上に戸惑いつつも、小嶋はいつのまにか彼をひどく意識している自分に気づく。不意に仕掛けられる激しく官能的なキスを拒めなかったり、自分だけを特別に見てほしいと思ったり。三上へ向かう、この気持ちは…?大人気作品、書き下ろし続篇も収録して待望の文庫化。デビュー文庫。


 じんわり系のBL小説です。ディアプラスの傾向によくあっている作品。

 なんで買ったんだったかよく覚えてないんですが、思わぬ拾い物でした。作者がどんなものを目指して書いた話なのかよくわかります。主人公・小嶋と相手役・三上の人物描写が詳細で、そんな二人のキャラクターがお話を動かしていっている。
 並みのBL小説って二人の間のせま〜い世界で話が展開していくことが多いんですが、この作品はわりと周囲にも目配せがしてあった。人間関係描くのがうまいのかな。なにげない日常としっかりした人間像で淡々と進んでいくお話。

 うん、ほんとに些細な日常が描かれてるんだけど、なんでかすっごく恋愛小説!って感じにしあがってるのがすごいなぁ。なんか情熱的なラブロマンス!ってのではないんだけど、じんわ〜りしみいってくる切ない切ない恋愛が描かれている。わりとシュールなのかもしれない。
 あと三上のキャラクターがものすごくいい!しぐさが、言動が・・・っ。『三上はうつむきがちに少し笑った』三上独特のこの笑い方は端々にでてくるんだけど、それが意味深さをさそう。三上の感情がいまいち掴みにくくて、それがお話に不思議な透明感を生んでいるみたい。
 で、『期待してない』ってまっすぐ小嶋を見つめて告げる三上。この期待してないをきっぱり二回続けて言わせてるところがナイスだと思う。ものすごく切なくなる。この時点で三上ってわりと底知れなさがあるキャラに感じられてるんだけど、なんとなく痛みが透けてみえる。ううん、うまいなぁ。このシーン、抜群にセンスあります。

 小嶋のキャラクターももちろん良いです。罪作りなヤツね。
 ただ小嶋の心境を理屈つけて語りすぎな部分がもったいなかったかな。ヤツのつれづれの語りで進んでいく話なので、それが主軸っちゃあ主軸なんですが。
 とりあえず読後感は素晴らしい。余韻の残る話。じんわ〜り切ないのが読みたい方にはお勧め。


臆病な背中 (新書館ディアプラス文庫)臆病な背中 (新書館ディアプラス文庫)
(2006/02)
おのにし こぐさ

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

おのにし こぐさ | 01:04:18 | Trackback(0) | Comments(0)
唇で壊される。
『唇で壊される』 橘紅緒 (大洋図書) 評価:starstar

 19日発売の新刊。
 橘さんの作品は雰囲気が好きで、かかさず買います。ただ最近、ん?っていう作品が続いていたので、今回はどうだ?と思いつつ手に取りました。良かったです。最近の作品の中ではピカイチかと思われる。

 私立櫻丘学園高等寮と専属契約があまりに良かったので(これもおいおい書評のせます)、続く作品がどうにも期待につぶされてた感があったんですが、今回は大丈夫。私立〜の三作目から、儀楼、つま先に口づけを・・・と、ちょっと期待の方が大きかった。ホワイトハートから出てたのは、わりと好きだったんだけど。

 橘さんの特徴はなんといっても、会話の流れや空気が現実っぽくないところ。ライトノベル書きの人はたいてい説明過多になる傾向があるのに、橘さんは見事に逆をいっている。さりげないしぐさや会話で、肝心なところをサラッと説明せずに語るところは素晴らしい。BL小説家としては異質だろう。それを採用してる大洋図書さんはさすが。

 橘さんテイストが今回の作品には大きく表れていて、かなり読みごたえがあった。攻めの一途さはもちろん、受けの鈍さもまた絶妙な感じ。智周はちらほら態度にカンナを好きだって表しているのに、カンナは気づいてない。このちらほらさ加減がものすごいいいのです。で、カンナはカンナで鈍いんだけど、ぎりぎりあってもいいかなってくらいの鈍さだ。これがまずい作者だったりすると、無理やり理由こじつけてるだろ!って感じなやり方で受けが相手の気持ちに気づかないふりをしている。あれは人間としてありえねぇ鈍さだ。

 しかし作中、カンナが実はセックス未経験なんだって知った時の智周の心境!語られてないんだけど、めちゃくちゃ伝わってくる!いやあ、ニヤケないところがすごいな智周。でも堪えられなくてキスはしちゃう。うん、あれを智周の台詞に頼らず表現しきったところは素晴らしい。
 脇役も一元的な人物像で終わっていない。司の人物像がプールシーンの時点でいっきに複雑になって、キャラクターに生身の人間くささが加味されている。

 全体的に雰囲気もすごく良かった。ただ、最後の方はつめすぎな気がしたかな。急展開すぎる。そのぶんをエピローグで無理やり押さえ込んだ感じになっているのが少しばかり心残り。
唇で壊される。 (SHY NOVELS 195)唇で壊される。 (SHY NOVELS 195)
(2008/02/15)
橘 紅緒

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

橘紅緒 | 01:19:15 | Trackback(0) | Comments(0)
鬼の風水
『鬼の風水』全八巻 岡野麻里安 講談社ホワイトハート
評価:star

 これはだいぶ古い作品になります。読んだのが五年前のことなんですが、その時にはもう出版されてだいぶ時間がたってたはず。どうやら1995年夏出版らしい。私がBLにはまるきっかけになった愛着ある作品。

<あらすじ>私立高校昴(すばる)学園に通う17歳の筒井卓也(つついたくや)は、ある日突然、両親から修行命令を下される。鬼退治や退魔(たいま)を行う〈鬼使い〉の一族ながら、いつまでも半人前の卓也に与えられた任務は、半陽鬼(はんようき)にして超一流の退魔師である篠宮薫(しのみやかおる)とコンビを組んでのボディーガードだった。冷徹で無感動な薫と、優しく実直な卓也。2人の意気は、はたして投合するのか…!?霊能力コンビが繰り広げる、妖しの世界のオカルト・ファンタジー開幕!!

 上のは一巻のあらすじ。二人は最終的に愛し合うようになるんだけど、最後は泣きました、はい。
 知ってる方、少ないと思うので知らないの前提でめずらしく進めます。

 これは岡野作品の中では秀逸だった。というか、岡野作品は過去にさかのぼるほど良い。最近のものになると、コメディテイストが強く入りすぎててシリアス好きには受け付けない。なになシーンも最近のは増大。なんたって「鬼の風水」は全八巻中、セックスシーン一回しかない!(セクハラはされてるけど 笑)しかもその一回はめっちゃ抽象的。でもそれが色っぽい金ひかるさんのイラストとマッチして、印象的なうえ切ない感じにしあがっている。うん、うまい。
 岡野作品の流れは、まんま時代の流れな感じがする。最近はコメディテイストのかる〜い作品が好まれるよう。本屋で真堂樹さんのコバルト最新シリーズ見たときには正直泣きたくなった。なんで!?って感じ。

 で、「鬼の風水」がうまいと思われる点。

 なんといってもやっぱり薫のキャラクター。こいつまったくしゃべらない。で、眼差しだけで伝えてくる。「〜と言うような薫の眼差しが」ってフレーズがやたら連発する。薫は卓也に最初からメロメロなのだが、喋らないうえ卓也が鈍いおかげで全然伝わらない。読んでる方には薫の切なさはビシバシ伝わってくるから、なんだかたまらない。
 
 二つ目は、卓也の特殊能力。鬼にしか分からないあま〜い匂いが体からしているらしく、やたらセクハラを受けている。で、それを薫に助けられる。こういう設定好きだなぁ。

 で、三つ目は鬼の愛情表現。これが一番すごいところ。鬼の最大の愛情表現が「相手を食べる」ってことらしく、鬼と人間のハーフな薫はジレンマがあるわけです。で、最終、食べられてもいいっていうところに辿り着く卓也の台詞!切ない!

 物足りなかったのは、シリーズの一番最初にほのめかされていた主人公二人の幼いころの邂逅についてあまり語られていなかった点かな。

 とりあえず読んでまったく損のない作品。ラブ度は非常に低いですが。最近これの続編がでていて、やったぁ!と思って本屋に行ったんですが・・・・撃沈。まるっきり薫違う人間になってるし!誰、こいつ!とりあえずしゃべりすぎ!岡野さんの最近の作品テイストにのまれちゃった感じだった。イラストレーターさんが変わっちゃったのも残念。なので、ほとんど読まずに放置状態。本編を強く勧めます。


薫(KAORU)―鬼の風水〈1〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)

テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

岡野麻里安 | 02:11:26 | Trackback(0) | Comments(1)
SASRA1〜4
新刊はもちろんのこと、日々少しずつ昔読んだ作品の書評をのせていこうと思っています。
初回はまだ最近?の作品になる「SASRA」。四人のBL作家さんがユニットを組んだことで話題になった作品ですね。


SASRA1〜4 評価:starstarstar

 プロローグはスルッと読めてしまうなかなかのできでした。ほんのり訳あり(水が怖かったり、痣があったり)の主人公が相手役の剛将につっかかっていくところなど、私としてはひちかわさんくさいと思う点がちらほら。
 
 プロローグがまずまずだったので、第一話エジプト偏はわりと期待してのぞんだものの…撃沈。なんというか、シリーズの始まりなので読まないと訳わかんなくなるんだろうなと我慢して読みました。これがまたなかなか終わらない。斜め読みしても進まなくて挫けそうになった…。
 とりあえず言えることは、主役の二人に人間味がない。BL作家がBL中心でファンタジーを書く時、はまってしまう罠にまんまとひっかかってる感じだった。神秘的に、綺麗に、書こうとしすぎて失敗している。エンターテイメントなファンタジーなんだから、面白みは必要。そこのとこ忘れてる。最初からビシバシの両想いだったってのもいただけない。結ばれても、そうだろうねとしか思えない。まあただこの辺は、ページの都合上しかたないのかもしれない。
 実は和泉桂さんと岩本薫さんを読んだことがないので、識別できないんだけどエジプト偏書いたのはこのお二方のどちらかじゃないかと思う。木原さんではまずないし、ひちかわさんでもないはず。

 第二話中国偏。これはSASRAシリーズの中で一番好きな話かもしれません(といっても実は全部は読んでないんですが 笑)。やっとキャラクターに生々しさが出てきた感じです。人間汚いことを考えるのは当たり前なわけで、それのどこが汚ねぇんだよ!っと読者に思わせてしまうようなセシェンの思考(アケトの為に祈る自分は汚いetc)はいただけない。アケトはアケトで父親に対する憐憫の情をもうちょっとうまく表せてたら…っと、いけないいけない、中国偏の話でしたね。そこいくと、中国偏の紅蓮は良かった。人間としてちゃんと生きている感じがする。
 鷹峻に対して嫌悪に近い感情を抱きながら始まる話。おいおいおい!紅蓮、なんでそう思っちゃうの!というはがゆさから、どんどんページは進む。そして鷹峻の目が見えなくなったという衝撃の事実。この事実を知らされた時、自然と部屋に明かりをつけた過去の鷹峻が思い起こされて、じんわり切なさがにじんでくる。やっと紅蓮が鷹峻と暮らし始めた時には心底良かったぁと思いました。あ、あと、あの紅蓮の泣いてる挿絵良かったです(笑)。
 このシリーズは最終話までは悲恋で終わらせるという制約があるから、最後に別れてしまうのは分かっている。でも最後まで辿り着いた時には、そんな!っと思ってしまったな。
 全体量が少ないので多少物足りない感、もっとじっくり描いてほしかったなぁと思うところはありましたが、これはよかった。第二話は木原さんでしょうか。江戸偏がそうらしいとおっしゃる方がたくさんいらっしゃるのですが、私は中国偏の方がらしいかなと思いました。もちろん江戸偏もそうだろうなと思いますが。どちらにしろ中国偏が木原さんであってもなくても、中国偏の作者はすばらしいです。

 すいません。実は第二巻全部と第5話、第7話読んでません…。もともと木原さん目当てだったもので…。

 第六話、江戸偏。これは期待して読みました。多くの方が支持してましたし、なるほどあらすじは自分好み。確かに読めたし良かったです。ただ期待のほうがやや大きかったやも…。
 私はどうも一とpollinationの裕也とは違うように感じた。確かに「知らない」ところは同じだが、裕也は感情と思考にどこか乖離性があるんだなぁと私は理解していて、そこいくと一は感情も思考も丸々一だった。裕也は感情と思考が乖離しているところに深みがあって、谷脇はそこに苦しめられ同時に救われてるんだろうと思う。一の場合は、感情と思考と行動が直結していて、そういう素直さを全部ひっくるめて幸之助は彼を愛しいと思ってるんじゃないかな。
 難点をあげるなら、やっぱり話が短いせいで濃さが半減しているところ。あと、幸之助。彼、いい人すぎます!

 あと読んだのはエピローグとその後ですね。
 エピローグはややげんなり。そういうコンセプトの話だったっていうのはわかってるんですが、過去が思い浮かんで思い浮かんで思い浮かんで……思い浮かびすぎ!ちょっとしつこくて辛かった。
 で、まあ、蓮君は剛将が今の自分を見てない!っと言って悩んでるんですが。これって結局解決したんですかね。過去ひっくるめて今のお前ってこと?なんだか永遠のテーマになりそうな悩みなのに、悩んでる期間少ないです。
 あと、その後のお話はなんだか全体的に不安定な感じでした。一回山が来ていっちゃった?と思ったら、さらにでかいの来たぁ!…みたいな構成だった。誰が書いてるんでしょう?一人じゃないのかな。

 シリーズ全体の感想としては、もう思い切って一冊一話で良かったんじゃないか?です。全体の流れの方を重要視してしまったからなのか、柱になってくるそれぞれの話がちょっと薄かったような気がする。もっとじわじわ語ってほしい所がありました。でもとりあえず、誰がどこ書いたのか知りたい(笑)
SASRA 1 (1) (B-BOY NOVELS)SASRA 1 (1) (B-BOY NOVELS)
(2007/07)
Unit Vanilla

商品詳細を見る
SASRA 2 (2) (B-BOY NOVELS)SASRA 2 (2) (B-BOY NOVELS)
(2007/07)
Unit Vanilla

商品詳細を見る
SASRA 3 (3) (B-BOY NOVELS)SASRA 3 (3) (B-BOY NOVELS)
(2007/08)
Unit Vanilla

商品詳細を見る
SASRA (4) (B-BOY NOVELS)SASRA (4) (B-BOY NOVELS)
(2007/08)
Unit Vanilla

商品詳細を見る


テーマ:ボーイズラブ - ジャンル:本・雑誌

Unit Vanilla | 01:40:33 | Trackback(0) | Comments(0)